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母乳育児・乳房ケア
当院では、母乳育児を成功させるため、妊娠中からの手入れの仕方や、出産直後からの、母児同室、出産後は母乳の相談外来を行っております。
妊娠中のケア
妊婦健診にこられた際に、何度か助産師からの保健指導が個別であります。
妊娠中期にはその人にあわせて乳頭、乳房のケアについて説明があり、出産に向けた母乳育児への準備を行います。
入院中
当院では、母乳育児を推進しています。母乳は、赤ちゃんにとって最適の栄養素です。
また、お母さんと赤ちゃんの絆を深め、スキンシップがとれる良い時間でもあります。
当院では、母乳育児を成功させるため、出産直後からの、母児同室を行っています。
母児同室
WHO/UNICEFの「母乳育児を成功させるための10カ条」では、
出産直後から終日母児同室を勧めています。
それに則り、当院では母児同室を行っております。
<利点>
・赤ちゃんのタイミングで母乳をあげられる。
・母乳分泌を促進し、赤ちゃんの速やかな体重増加をもたらす。
・退院後も母乳育児が長続きする。
・退院後の赤ちゃんのお世話の予行練習(例えばおむつがえや授乳、抱っこなど)になる。
その上で、育児で困ったことを、看護師さんにすぐに聞くことができ、不安解消ができる。
・赤ちゃんが常にとなりにいるので安心を感じられる。
・早い時期からの「愛着形成」ができ、育児に対するストレスの軽減につながる。
<欠点>
・初めての赤ちゃんと二人きりで不安を感じる。
・おむつがえや授乳、抱っこなどすべて自分でするため、ゆっくりと休んでいられない。
・よく泣く赤ちゃんの場合は、ストレスがたまってしまう。
・赤ちゃんは夜におっぱいをよく吸うため、夜間、長時間眠ってられなくなる。
※ただし、お母さん、赤ちゃんの体調によっては、赤ちゃんを一時的にお預かりすることがあります。
退院後
1週間健診・1か月健診
退院後1週間くらいよりお母さんの不安が高まることが多いため、その時期に合わせて、赤ちゃんの体重、黄疸、母乳の分泌や飲み方を確認します。また育児に対する不安、お母さん本人の不安など話し合い、1ヶ月健診までのサポートをさせていただきます(退院時に予約します)。
母乳育児相談
当院には1週間検診以外にも、退院後母乳育児について相談できる場所があります。
助産師がマンツーマンで母乳育児や、授乳指導、育児不安について相談させて頂きます。
対象は当院で出産された1ヶ月ごろまでの赤ちゃんとお母さんです。
乳房ケア
乳腺炎
授乳期間の乳腺炎症状(乳房のしこり、赤み、発熱)があれば受診してください。
乳房ケアを希望の方は17時までに来院ください。
H30.4月より保険適用となりました。
診察内容としては医師の診察・必要に応じて薬の処方・乳房ケアとなります。
乳房ケアのみは受け付けておりません。
1回の分娩につき、4回まで保険適用となります。
スタッフの人数の都合によりマッサージができないことがあります。
ご迷惑をおかけしますが、ご了承下さい。
卒乳・断乳ケア
卒乳・断乳を計画されている方へ、計画的なケアの指導を助産師が行います。
ただし、発赤やしこりがある場合は乳腺炎の治療が必要な場合がありますので、医師の診察が必要となります。診察時間内にお越しください。
○当院で出産された方
初診(指導料+マッサージ代) | 4,000円 |
再診(マッサージ代) | 3,000円 |
当院以外で出産された方
初診(指導料+マッサージ代) | 5,000円 |
再診(マッサージ代) | 3,000円 |
日時:月・火・水・金
時間:14時~
予約:電話予約制